マニラ首都圏(メトロマニラ)に、10月8日の朝、PAGASA(フィリピン気象局)が雷雨注意報を出しました。対象は首都圏とルソンの各地で、中程度から強い雨、雷、突風のおそれ。PAGASAは鉄砲水にも注意を呼びかけています。背景にはITCZ(熱帯収束帯)があり、この雨がらみの天気は10月いっぱい続くと見込まれています。つまり、ここ数週間は「夜に一発、強い雨が来る」前提で予定を組むのが安全でしょう。

夜遊び目線で大事なのは、降水量の数字そのものより「動線がどう変わるか」です。マカティのポブラシオン〜P.Burgos、マラテ、BGCあたりは、強い雨が20〜30分も続くと路肩に水が溜まり、流し待ちの体感時間が一気に伸びます。雨が本降りの時間帯は配車アプリの料金も跳ね上がり、そもそも車がつかまりません。ここが今夜の判断ポイントになります。

具体的には、まずラストオーダー前に配車を押さえるのが鉄則です。会計を済ませてから呼ぶと、雨宿りの人が一斉に呼ぶ時間帯に重なって不利。店を出る30分前にはアプリを開いておきましょう。

次に、冠水しやすい地下道・低い交差点は夜は避ける。P.Burgos周辺からマカティ中心部へ抜けるときや、マラテからエルミタ方向へ歩くとき、暗がりで水深が読めない場所に足を踏み入れるのは危険です。遠回りでも明るい大通り沿いを選んでください。

そして、現金を少し多めに。雨でアプリ配車が全滅したときのために、正規のタクシーやホテル手配の車を使える余地を残しておくと安心です。濡れた路面はバイクタクシーの事故も増えるので、深夜の相乗りバイクは無理に使わない判断も持っておきたいところ。

要するに、今の時期のマニラは「晴れていても夜に一雨」を前提に、早め行動で組むのが一番ラクということ。雨そのものは止むのを待てばいいだけですが、帰り足だけは後手に回ると痛いので、そこだけ先に手を打っておきましょう。

なお、降水量や冠水範囲といった数字、フィリピン全体の天候の動きは、姉妹サイト「マニラ情報局Lab」が毎日詳しく追っています。背景のデータが知りたい方はそちらもあわせてどうぞ。