三週間ほど続いたハバガット(南西モンスーン)の豪雨と熱帯低気圧が、8月20日にようやく峠を越えました。熱帯低気圧「ネネン」は台湾の東へ抜けつつあり、フィリピン気象局(PAGASA)は同日午前11時の熱帯低気圧速報で、暴風警報は一切出ていないと発表しています。街は水が引きはじめ、夜の足も昨日より読みやすくなってきました。
ただし「完全に平常運転」ではありません。ハバガット自体はまだ強めに残っており、ルソン一帯では金曜・土曜と突風混じりの雨が続く見通しです。今夜のマカティやP.Burgos、マラテ、BGCは「降ったり止んだり」を前提に動くのが正解でしょう。
エリア別の夜の動線
マカティ/P.Burgos周辺:昨日まで冠水していた低い交差点も、日中の小康状態で水位が下がっています。とはいえ排水の悪い路地は夕立ですぐ膝下まで来ます。P.Burgos通りの店に入るなら、深追いせず1エリアで完結させるのが無難です。
マラテ/エルミタ:ロハス大通り側は風が強まると波しぶきと路面冠水が出やすい区間。Mabini通り沿いを歩く場合は、雨雲レーダーを見てから宿を出ることをおすすめします。
BGC:区画整備されているぶん冠水には強めですが、EDSA・カティプナン方面からの流入で夜の渋滞は読みにくい状態が続いています。
夜の移動で気をつけたいこと
配車アプリは雨のピークに一気に台数が減り、料金も跳ね上がります。小雨のうちに動くか、ピークをやり過ごしてから呼ぶと待ち時間を抑えられます。ジプニーやトライシクルは冠水路を避けて迂回するため、いつもより所要時間が読めません。少し早めに宿を出るくらいがちょうどよいでしょう。
行政面では、この日メトロマニラを含む地域で在宅勤務・休校などの措置がとられました。オフィス街の人出が読みにくく、店の混み具合や締め時間もいつもと違う可能性があります。訪問前に営業状況をSNSや電話で確認しておくと安心です。
今日の公式情報
PAGASAが8月20日午前に出した最新の熱帯低気圧速報がこちらです。ネネンの進路と、今後の雨域が確認できます。
週末に向けて
今日いったん落ち着いても、週末には新たな熱帯低気圧が接近し、再び雨が強まるとの見方が出ています。マニラ全体の天候の動きや被害状況などの詳しい数字は、姉妹サイト「マニラ情報局Lab」の記事にまとまっています。あわせてご確認ください。
フィリピンの雨、いったん小休止 週末に台風「オベット」で再び豪雨の見通し(マニラ情報局Lab)
夜遊びの予定は「今夜は行ける、週末は要再確認」と押さえておけば大きく外しません。無理のない範囲で、安全第一で楽しんでください。
